【鹿島】高卒新人の出場機会を調べてみた!出場機会0多発の危機的状況

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 現在の鹿島アントラーズは、プラチナ世代未満の若手選手の割合が非常に高くなっています。来年も高卒新人の小田君と安倍君の加入が発表されました。

 しかし、ほとんど出場機会を得ていない若手選手も多いように感じます。果たして、若手起用の実情はどうなのでしょうか?

 それを検証するため、最近5年間に高校もしくはユース卒業後に鹿島に入団した16選手について、卒後の年数別の出場試合数をまとめてみました。以下の通りです。

高卒1年目
MFカイオ  30試合出場(スタメン25)
FW鈴木優磨 7試合出場(スタメン0)
MF杉本太郎 4試合出場(スタメン0)
FW垣田裕暉 3試合出場(スタメン1)※シーズン中
DF植田直通 出場なし
DF伊東幸敏 出場なし
MF豊川雄太 出場なし
DF鈴木隆雅 出場なし
MF宮内龍汰 出場なし
FW中川義貴 出場なし
GK小泉勇人 出場なし
MF大橋尚志 出場なし
MF久保田和音 出場なし
DF町田浩樹 出場なし※シーズン中
MF田中稔也 出場なし※シーズン中
MF平戸太貴 出場なし※シーズン中

高卒2年目
MFカイオ  32試合出場(スタメン22)
MF鈴木優磨 28試合出場(スタメン7)※シーズン中
DF植田直通 20試合出場(スタメン18)
MF豊川雄太 17試合出場(スタメン2)
DF伊東幸敏 6試合出場(スタメン6)
MF杉本太郎 1試合出場(スタメン0)
MF宮内龍汰 出場なし
FW中川義貴 出場なし
GK小泉勇人 出場なし
MF大橋尚志 出場なし※シーズン中
MF久保田和音 出場なし※シーズン中
DF鈴木隆雅 レンタル移籍(J2千葉で2試合)

高卒3年目
MFカイオ  16試合出場(スタメン11)→中東移籍
DF伊東幸敏 12試合出場(スタメン12)
DF植田直通 12試合出場(スタメン10)
MF杉本太郎 12試合出場(スタメン4)※シーズン中
MF豊川雄太 6試合出場(スタメン0)
MF宮内龍汰 出場なし
GK小泉勇人 出場なし※シーズン中
DF鈴木隆雅 レンタル移籍(J2栃木で10試合)
FW中川義貴 契約解除(未成年飲酒問題あり)

高卒4年目
DF植田直通 20試合出場(スタメン19)※シーズン中
DF伊東幸敏 8試合出場(スタメン5)
DF鈴木隆雅 2試合出場(スタメン0)
MF豊川雄太 レンタル移籍(J2岡山で28試合出場中)
MF宮内龍汰 退団→法政大学入学

高卒5年目
DF伊東幸敏 11試合出場(スタメン8)※シーズン中
DF鈴木隆雅 J2愛媛に完全移籍

 上記をまとめると、以下のように分析できます。

1. 入団した16選手のうち、絶対的なレギュラー格に成長したのはカイオのみ。
2. 準主力級(年間スタメンが5-20試合)に育ったのは、FW鈴木、DF植田、DF伊東の3人。
3. 卒後2年目の段階で鹿島で試合に出られなかった選手は、その後生き残れない。

 別格のカイオを除くと、育成が上手くいっていません。日本人15選手のうち完全にレギュラーを奪った選手がゼロというのは大きな問題。さらに言えば、FW中川、MF宮内、DF鈴木と1試合も出場機会を得ないまま退団している選手がいるのは“飼い殺し”との批判を受けかねないところです。今季でいえば、高卒2年目でありながら出場機会0のMF久保田、MF大橋は才能を活かしようがない状況。U-23チームをJ3に参入させるか、出場機会のない高卒新人を卒後1・2年目の段階でレンタルに出すかしないと、今後も若手の成長は難しいでしょう。あまりにも“飼い殺し”率が高くなると、新人の獲得競争も不利になってきます。若手の出場機会確保策を早急に立案する必要があるでしょう。

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