「真の五輪代表」をデータで選んでみた!ドリブル数J1 6位伊東純也、クロス数J1 3位関根貴大他

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 先日のナイジェリア戦で、五輪代表チームはコンディション不良のナイジェリア代表に敗れました。今回の代表選考の特徴は、J1でほとんど試合に出られない選手が多く、J1主力級の多くが落選したことです。この選考は妥当だったのでしょうか?

 今回の記事では、J1で素晴らしいデータを残しているにも関わらず落選したメンバーでベストイレブンを組んでみました。フォーメーション図は以下の通りです。選考理由はデータを添えて、その後に示します。
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※基本的にはJ1全選手内の順位を記載したが、下記のケースのみ異なる。
※ドリブル成功率は、成功数20以上の選手のみを抽出。
※ショートパス成功率は、成功数300以上の選手のみを抽出。
※ミドルパス成功率は、成功数150以上の選手のみを抽出。ただし、GKを除く。
※ロングパス成功率は、成功数30以上の選手のみを抽出。
※スルーパス成功率は、成功数10以上の選手のみを抽出。
※クロス成功率は、成功数10以上の選手のみを抽出。
※敵陣空中戦勝率は、敵陣空中戦数30以上の選手のみを抽出。
※自陣空中戦勝率は、自陣空中戦数30以上の選手のみを抽出。
※GKセーブ率は、スタメン出場ありの選手のみを抽出。

CF:鈴木優磨(鹿島アントラーズ、年俸700万円)
得点数28位(4点)、シュート決定率12位(25%)、ヘディングゴール11位(2点)、敵陣空中戦勝率23位(52.6%)、スルーパス成功率12位(63.6%)

 決定力はすでにJ1トップクラス。敵陣での空中戦勝率52.6%は、あの元日本代表FW豊田陽平(鳥栖)の52.3%に肉薄する数字。クロス主体のチームにとっては、理想的な1TOPタイプ。

RSH:伊東純也(柏レイソル、年俸1500万円)
アシスト数7位(6本)、ラストパス数19位(26本)、スルーパス数20位(56本)、ドリブル数6位(99回)、ドリブル成功率13位(56.6%)、クロス数6位(88本)、クロス成功率6位(31.8%)、タックル数24位(58回)、こぼれ球奪取数12位(66回)

 代表漏れしたのが最も不思議な選手の1人。ドリブル、クロスいずれもリーグ屈指の数字。加えてパス関連の指標も好成績。サイドアタッカーとしてはこれ以上ない存在。さらに、守備でもタックル、こぼれ球奪取数で上位。

OH:鎌田大地(サガン鳥栖、年俸480万円)
得点数28位(4点)、スルーパス数22位(53本)、ドリブル成功率14位(56.4%)、タックル成功率9位(89.7%)

 ドリブルで仕掛けることも、スルーパスを通すことも、自ら得点を取ることもできるトップ下。粘り強い鳥栖の選手らしくタックルも上手い。

LSH:関根貴大(浦和レッズ、年俸1200万円)
アシスト数27位(3本)、ラストパス数24位(24本)、ドリブル数7位(94回)、クロス数3位(115本)

 伊東純也と同じく、ドリブル、クロス共にリーグトップレベルで、決定的なパスを出せる。伊東と関根の両翼は、間違いなくリオ世代最強の武器の一つ

DH:喜田拓也(横浜Fマリノス、年俸1000万円)
ショートパス成功率18位(90.6%)、ミドルパス成功率2位(92.8%)、ロングパス成功率22位(65.1%)、タックル数16位(62回)、シュートブロック数29位(10回)

 前線に強力なアタッカーが揃っているため、ディフェンシブハーフは守備力重視で選考。運動量豊富な喜田は、タックル数、シュートブロック数が上位で体を張れる選手。パスミスが極めて少ないのも安心。

DH:川辺駿(ジュビロ磐田、年俸1000万円)
インターセプト数4位(13回)※出場時間90分当たりでは1.4回で1位。

 もともと攻撃力に定評があったが、今年は守備で開眼。時間当たりのインターセプト数はダントツの1位。攻守のバランスが取れた選手に成長した。

RSB:伊東幸敏(鹿島アントラーズ、年俸1000万円)
クロス成功率9位(30.8%)

 クロス主体のチーム構成とするための選出。クロス精度はJ1トップクラス。チームメイトの鈴木優磨へ神クロスを供給できるはず。

CB:中谷進之介(柏レイソル、年俸700万円)
ショートパス数24位(670本)、ショートパス成功率15位(91%)、ミドルパス数6位(609本)、ミドルパス成功率10位(90%)、ロングパス数29位(138本)、クリア数4位(107回)、ブロック数9位(51回)、シュートブロック数1位(23回)、自陣空中戦数3位(115回)

 伊東純也と同じく、代表漏れしたのが不思議な選手の一人。シュートブロック数で1位に立つなど、守備系の指標は軒並み上位。長短すべてのパス能力も高い。データを見る限り、OAの塩谷よりも格上の存在。

CB:中山雄太(柏レイソル、年俸480万円)
ショートパス成功率11位(91.7%)、クリア数23位(70回)、自陣空中戦数20位(71回)、自陣空中戦勝率20位(64.8%)

 CBは最も連携が必要なポジションであるのは、先日のナイジェリア戦でも明らかになったところ。中谷と同チームからの選出とした。もちろん、中山自身には空中戦の強さという売りもあるし、中谷同様にパスミスが少ない。

LSB:小川諒也(FC東京、年俸480万円)
ラストパス数26位(23本)、クロス数11位(70本)、FKクロス数11位(13本)、ブロック数21位(45回)

 右の伊東幸敏と同じく、クロスが得意。両サイドから良質のクロスが期待できる。さらに、セットプレーの質が高く、代表にとって貴重な戦力。

GK:志村滉(ジュビロ磐田、年俸360万円)
シュートセーブ率2位(76.3%)

 シュートセーブ率は、すでにフル代表レベル。ロングパス成功率38.2%も、中村航輔の33%より上。この世代では明らかにナンバーワン。

 以上をまとめると。このチームのコンセプトは以下の通り。

・CFには、リーグ屈指の高さ、決定力を誇る鈴木優磨を配置。
・その鈴木を活かすため、両サイドに伊東純也、関根貴大、伊東幸敏、小川諒也とクロスの名手を4人配置。
・2列目は、伊東純也、鎌田大地、関根貴大と3人とも自らドリブルで仕掛けられる選手。
・ボランチは、体を張る喜田拓也とインターセプトが持ち味の川辺駿で守備の安定を。
・CBは、連携が熟成しておりパスミスが少ない中谷進之介&中山雄太の柏コンビで。

 なお、もしもオーバーエージを使うならば、

・鈴木優磨→豊田陽平(鳥栖)
・喜田拓也→中村憲剛(川崎)
・川辺駿→阿部勇樹(浦和)

 が良いかと。その場合のフォーメーション図は以下の通り。


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 もしも川崎が中村の招集を拒否した場合は、広島の青山や、鹿島の柴崎が代役に適しているでしょう。

 今回のメンバーは、手倉森JAPANよりも強いように思いますが、いかかでしょうか。いずれにせよ、代表漏れした選手の中にも実力派のJリーガーは多くいますので、今回紹介したデータを参考にJリーグ観戦を楽しんでみてください。

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