日本失点の真の原因は吉田のラインの低さ;バイタルエリアにいる昌子&ドン引きの吉田

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 サッカー日本代表がイラク代表と1-1で引き分け、ワールドカップ予選勝ち抜けに向けて窮地に陥りました。

 まずは失点シーンの動画を見てみましょう。


 GK川島永嗣とDF吉田麻也がお見合い。素直にクリアしなかった吉田の判断ミスと言えます。

 ただ、そもそも敵味方がゴール前で入り乱れる混戦になってしまった時点でこのような事故は起こりえます。では、何故ゴール前で危険なシーンが発生したのか?それは吉田麻也が一人でラインを下げてしまっているからです。先程の動画をもとに順にシーンを振り返りましょう。

シーン1.

 この時点では、昌子源(3番)、吉田麻也(22番)、酒井宏樹(19番)の最終ラインは横一列です。
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シーン2.

 イラクの赤矢印の選手がペナルティエリア内に侵入。DFラインの背後をつく動きを見せます。スピードに自信のない吉田が一人で過剰に反応。画面からはみ出すほどのはるか後ろにまで下がり、最終ラインが崩れました。

シーン3.

 日本の最終ラインが大幅に下がったのを見て、イラクは赤い矢印の選手に続いて青い矢印の選手も余裕を持ってペナルティエリア内に侵入。結局、こぼれたボールに赤い矢印の選手が反応し、最後は青い矢印の選手がゴールを決めました。吉田がラインを崩さなければ特にピンチにはならない流れでした。

 実はこの試合、失点シーン以外にも吉田麻也のラインが昌子源らと合っていませんでした。次の図は昌子(左)と吉田(右)のヒートマップです。これから分かることは、

・昌子源は最終ラインの裏を突かれたときのカバーに繰り返し奔走している。
・吉田麻也は昌子源に比べて定位置が低めで最終ラインがペナルティエリア内にまで下がっていることが多い。

 ということ。スピードに自信がある昌子源は普段はバイタルエリアで待ち構えているのに対して、スピードに自信がない吉田麻也は裏を取られそうになるとズルズルと下がるため、本日のように最終ラインがいつの間にかペナルティエリア内に入ってしまいゴール前で事故のような失点が生まれやすくなります。

 これはスピード不足の吉田麻也を起用する限り、なかなか解決しにくい問題です。守備を安定させるためには、最終ラインを完全に昌子源に合わせ裏を取られた場合のカバーは昌子1人に任せるか、そもそも昌子の相方のCBにもスピードのある選手(今回のメンバーで言えば三浦弦太)を起用するかのどちらかです。

 残すオーストラリア戦、サウジアラビア戦で日本が最終ライン問題を解決できるのか注目されます。

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