藤江直人氏の勇気ある告発に拍手を;隠蔽体質のJリーグからの取材妨害が無いことを望みます

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 ノンフィクションライターの藤江直人氏が、森脇良太選手への処分についてコラムを掲載されました。森脇に「臭い」とされた対象が小笠原、レオ・シルバのどちらなのかは特定できなかった、とJリーグが発表した件に関して、

暴言騒動の森脇処分は灰色決着で良かったのか?(THE PAGE)
「映像にはレオ・シルバに詰め寄った森脇が右手で鼻と口をふさぐゼスチャーを取ろうとしたところを、背後にいた那須に食い止められる瞬間がはっきりと映っている。」
「(森脇選手は小笠原満男選手にツバをかけられたので「臭い」と発言したと主張するが、)実際問題として、森脇に自ら(小笠原選手)のツバがかかるほどの至近距離にいた跡も確認できない。」
「騒動の輪が解けたあとは鈴木や土居が手で鼻と口をふさぐポーズを松尾主審に見せて、差別的な発言があったと訴えていた。」

と森脇選手の証言が実際の証拠映像と完全に矛盾している件を指摘。なぜ、周囲にいた那須大亮選手や、そもそもの被害者であるレオ・シルバ選手へのヒアリングを行わないまま事件を闇に葬るのかと疑問を呈しています。
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 藤江直人氏が公の場で、森脇選手の主張及びJリーグの取った対応の不可解さを明言したのは、非常に勇気ある告発です。

 もともとJリーグは隠蔽体質が強く、弁護士の方からも

Jリーグの誤審問題より学べること(全国発リーガルジャパン弁護士ブログ)
「Jリーグの公式サイトからはジャッジの批判に関する監督や選手のコメントだけが削除されることが多く、Jリーグがレフェリーのジャッジの批判を禁じているのは半ば公然の事実になっています。しかし、これは憲法が禁じている検閲に類似する非常に危険な行為です(憲法第21条)。」

と厳しく指摘されています。憲法違反すらいとわずに隠蔽を図る組織にとっては、真実の追求を主張する藤江直人氏のような公正な人物が非常に煙たく感じられるでしょう。彼への有形無形の取材妨害が今後行われうることは想像に難くありません。

 藤江直人氏もそのことはご理解されていたでしょうが、勇気ある告発を選択されました。彼はJリーグの前身である日本リーグ時代からサッカーを取材しているだけにサッカー愛が強く、またニューヨークでの駐在員の経験もあり当たり前の国際感覚を持ち合わせている方です。「不都合な真実」を隠そうとするJリーグの姿勢に対して口をつぐむのは、自らの正義に反したのでしょう。

 願わくば、せめて藤江直人氏に対してJリーグや三菱グループからの攻撃がないことを望みます。

 最後に、藤江直人氏の著書を紹介しておきます(下リンク参照)。このような勇気あるジャーナリストは貴重で大変に有り難いと思いますので、少しでも支援になればと私も購入いたしました。皆様も宜しければご一読をお願い申し上げます。

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